独マックス・プランク人間認知・脳科学研究所をはじめとする研究グループが、「ROBO1」という遺伝子と数学の力との関連性を調べている。
この遺伝子は、脳のなかで数的表現を担っている「右頭頂葉」という部分の「灰白質」の発達に関係している。
研究ではまず最初に、まだ学校で数学の教育を受けていない3~6歳の子供たちを対象に、その右頭頂葉の灰白質の体積を計測。その後、彼らが2年生(7~9歳)になってから数学のテストを受けてもらった。
その結果、ROBO1の種類と灰白質の体積には関連があり、体積が大きいほどにテストの成績も高くなることが判明。この遺伝子によって数学の才能が形作られていると結論づけられた。
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